【訃報】新井正先生
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【訃報】新井正先生

本学名誉教授 新井 正 先生が令和2年5月16日にご逝去されました(享年97歳)。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。

新井先生は昭和21年千葉医科大学卒業後、22年に真菌医学研究センターの前身である腐敗研究所に着任されてから、主に微生物に由来する抗生物質、薬理活性物質の化学的、生物学的研究を行い、化学療法の進展に貢献されました。
その後、腐敗研究所が生物活性研究所に改組すると、昭和49年~昭和53年、昭和57年~昭和61年の計8年間所長を務められました。
また昭和60年7月から日本学術会議第13期会員(第6部)として活躍され、その間同会議微生物研究連絡委員会委員長として日本全体の微生物研究の進展にも貢献されています(14期会員としても継続)。
生物活性研究所が現在の亥鼻地区に移転し、研究体制が質、量ともに充実してきた時代において、長きにわたり研究所の発展にご尽力いただきました。

センター教職員一同、新井正先生の功績に深く敬意を表すると共に、心よりご冥福をお祈りいたします。

新井先生受賞歴
昭和59年 日本医真菌学会賞
平成元年 日本放線菌学会功労賞
平成10年 勲三等旭日中綬章